第1部で紹介したように、
成績が伸びない大半の理由は“努力不足”ではなく“つまずきポイント(学習のボトルネック)”です。
では、fabstudyではそれをどう外し、学習が回り始める状態へつなげていくのでしょうか。
ポイントは、「量より先にボトルネックを外す」こと。
ボトルネックが残ったまま量を増やしても、進まないまま疲れるだけ。
だからfabstudyは、まず“最短で効く一点”に手を打ちます。
理解不足ならその穴を埋め、
基礎計算が不安定なら途中式や視線の型を整え、
処理速度が遅ければ視線トレーニングで負荷を軽くします。
やることを整理できない子にはタスクの1枚化で迷いを消し、学習の初動を軽くします。
この段階で大事なのは“流れの再建”。
ボトルネックが外れると読み・計算・判断のスムーズさが戻り、
「あ、進める」という感覚が生まれます。
この「進める感覚」が復活すると、学習の歯車は自然と回り始めます。
そこから入るのが、fabstudy独自の「回る学習」です。
基礎と標準を往復しながら段階を上げ、
説明より「自分で解ける時間」を重視して定着を図ります。
教材もブランドではなく目的で選び、
学校教材、プリント、AI教材を柔軟に使い分けて最も効率の良いルートを設計します。
英語も数学も“型”が揃うと安定します。
数学なら途中式の並べ方や視線の順番、
英語なら文のまとまりの処理や返り読みを避ける読み方。
こうした“学び方の型”が整うと、成果はまっすぐ伸びていきます。
fabstudyが短期間で成果を出せるのは、
努力を増やす前に“努力が通る道”を整えているから。
ここから学習が回り始めると、子どもは自然と前に進めるようになります。
第3部では、この状態を維持しながら伸び続けるために必要な
「未来のつまずきの先回り」について紹介します。

