塾を探し始めたとき、多くの親御さんが最初に感じるのは、
「ここで本当に大丈夫なんだろうか」
という不安だと思います。
成績のこと。
今から間に合うのかという気持ち。
厳しすぎないか、逆に放っておかれないか。
このページでは、そうした不安を整理するために、
この塾がどんな考え方で指導しているのか
どんな場面で力になりやすいのか
をお伝えします。
合う・合わないを決めつけるためではなく、
「うちの子の場合はどうだろう」
と考える材料にしてもらえたらと思っています。
この塾は、授業の量や通塾回数を増やすことで成果を出す塾ではありません。
一番大切にしているのは、
今、その子の学習がどこで止まっているのか
なぜ、そこで手が止まってしまうのか
を整理することです。
成績が伸びないとき、「やる気」や「努力」の問題にされがちですが、実際には、理解があいまいなまま進んでいる、考え方の順番が整理できていない、問題文の読み取りで負荷がかかっている、といった学習の組み立てが原因になっていることが多くあります。
この塾では、できないことを責めるのではなく、
「どこを整えれば、次に進みやすくなるか」
を一緒に確認するところから始めます。
この塾が力になりやすいのは、
「今のやり方のままでいいのか、少し迷いが出てきている状態」の子です。
勉強していないわけではない。
でも、手応えがはっきりしない。
何から立て直せばいいのか分からなくなっている。
こうした状態は、学年や成績に関係なく起こります。
必要なのは根性論ではなく、勉強の順番や確認の仕方を整理することです。
また、集団の中では質問のタイミングを逃しやすい、分かったつもりで先に進んでしまう、自分のペースで理解を確かめたい、といった子にとっても、落ち着いて取り組みやすい環境です。
一方で、
「座って授業を受けていれば自然と成績が上がる形」を期待している場合、この塾のやり方は合わないと感じることもあります。
この塾では、理解を確認する場面や、自分で考えて手を動かす時間を大切にしています。
そのため、常にテンポの速い授業や、競争の中で一気に引き上げられる環境を求める場合には、物足りなく感じることもあります。
これは優劣の問題ではなく、学びやすさの違いです。
なお、
「家でほとんど勉強していない」「何をどうやればいいのか分からず、手が止まっている」
という子もいると思います。
その場合も、無理に量を課したり、最初から宿題を増やしたりはしません。
まずは、勉強とは何をどう進めるものなのか、どこを確認すれば「できた」と言えるのかといった、学習の土台になる部分を体感してもらいます。
宿題についても同様です。最初から量を出すのではなく、「家で取り組めるだけの理解と力がついてきた段階で」少しずつ出していきます。家での勉強を増やすこと自体が目的ではなく、「一人でも進められる形」を作ることを重視しています。
塾選びでいちばん大きな不安は、
「選択を間違えたらどうしよう」
という気持ちだと思います。
だからこそ、この塾では、良い点だけでなく、考え方や関わり方も含めて、できるだけ正直にお伝えしています。
もし、
「うちの場合はどうだろう」
と少しでも感じるところがあれば、
まずは話を聞きに来てください。
合うかどうかを、その場で一緒に確認する。
それだけでも、不安はかなり整理されるはずです。




