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中1プロブレム/負荷と土台が同時に崩れるとき。中1でつまずく子の共通点と整え方

2025 12/03
中学生
2025年12月3日

【「崩れた」のではなく、小学校で見えにくかった部分が「表に出た」ことが多い】

中1で困っている子の多くは、小学校の時点で
・読むときに浅く拾っている
・語彙が少ない
・計算が遅い
・勉強が「やっている風」になりがち
という状態のまま進んでいることがあります。

小学校のテストは範囲が狭く、ヒントも多く、暗記で乗り切れてしまうため、
点数だけでは弱い部分が見えません。

そのため
「小学校ではできていたのに、急にダメになった」
のではなく、
見えづらかった部分が、中学の負荷で表に出ただけ
というケースが多いのです。

 

【なぜ中学で見えるようになるのか】

理由はとてもシンプルです。

1 文章量・語彙が一気に増える
2 数学が抽象化する(負の数・文字式など)
3 英語が“文法学習”に切り替わる
4 提出物・管理の複雑さが急増する

小学校のその場しのぎでは支えきれず、
土台の弱さが急に浮き上がります。

 

【こんなサインがあれば中1プロブレム】

・宿題の着手までが異様に長い
・部活がない日でも疲れが抜けない
・提出物のやり方そのものが分からない
・授業内容が頭に残らない
・同じ単元で何度も止まる
・勉強しているのに結果につながらない
・イライラ・無気力が増える

これは怠けではなく、
処理・整理が追いついていないサインです。

※強い疲れが長期間続く場合、医療機関への相談も選択肢です。

 

【タイプは2つ。実際は両方を併せ持つ子が多い】

① 中学の負荷で押しつぶされているタイプ
 ・生活・疲労・提出物・管理の問題が中心
 ・整えれば戻るケースが多い

② 土台(読む・語彙・計算・注意)が弱いタイプ
 ・小学校からの積み残し
 ・中学の負荷をかけても改善しにくい
 → 戻り学習が必要


実際の中1で多いのは、この2つが同時に重なっているケースです。

・土台が弱いから勉強が重く感じる
・重いから疲れて生活が崩れる
・生活が崩れるから土台の弱さが余計に表に出る

こんな悪循環の輪ができてしまいます。

家庭から見ると、
「何が原因なのか」がとても分かりにくいのはこのためです。

fabstudyでは、
この2つを分解し、どちらを先に整えるべきかを見きわめながら、
少しずつ「回る状態」を作っていきます。

 

【よくある誤解と修正】

誤解1
「最初のテストはできていた=本来はできる子」
→ 違います。
 小学校の貯金で取れる準備運動テスト。
 2回目以降が本番です。

誤解2
「塾に入れればすぐ改善する」
→ 生活が崩れている負荷型は、塾を足すほど苦しくなる。
 土台型は、量を増やしても絶対に改善しません。

誤解3
「やる気の問題」
→ 中1のつまずきの多くは「容量不足」。
 本人もどうしていいか分からず止まっています。

 

【家庭でできることは、この4つで十分】

できる範囲で、無理なく。

1 毎日10〜15分の短い勉強だけ固定
量より“始めるハードルを下げる”ことが大事。

2 提出物は「今週分だけ」一緒に整理
過去の山には触らず、
「これだけやれば安心」を一緒に確認。

3 疲れている日は休ませる
回復した方が翌日動けます。

4 やることを1つに絞る
「今日はこれだけ」で、やっと動ける子が多いです。

 

【fabstudyでの対処】

fabstudyでは、量を増やせば何とかなるとは考えません。
まず「どこで止まっているのか」を明確にし、
その子に合った整え方をします。

1 負荷型か土台型かを最初に見きわめる
生活の負担か、読み・語彙・計算などの土台不足か。
ここを間違えると、塾に通っても変化しません。

2 宿題・提出物は、最優先だけ一緒に確認
週2回の通塾で、すべての管理を引き受けるのは現実的ではありませんが、fabstudyでは
「今週はこれだけやれば安心」という最優先だけを整理し、家庭の負担を軽くします。

3 小さく確実にできる課題で「動ける状態」を取り戻す
とくに土台型の子は、大きい課題だと必ず止まります。
短く、必ず終わる課題を積み重ねながら
「やればできる」の感覚を戻します。

4 生活リズムに合わせて、学習量を調整
部活・疲労度を見ながら、
続けられる量でスモールステップ。

5 より丁寧なサポートが必要な場合は、午後の専門時間をご案内
夕方の通常枠では負荷が強い場合、
午後の丁寧サポート・個別ケア時間(13〜18時)をご提案します。

ここでは
・提出物の扱い
・読み書きの基礎
・学習の順番
を、一字一字・一つずつ丁寧に確認できます。

通常より密度の高いサポートで、
“毎日少しずつ積み上げないと動きにくいタイプ”に向いています。
(サポート内容は順次アップデート中です)

 

【どのタイミングで相談すべき?】


次のような様子があれば、早めに一度ご相談ください。

・提出物の進め方そのものが分からない
・机には向かうが、内容が理解につながらない
・同じ場所で何度も立ち止まってしまう
・疲れや気分の波で勉強のリズムが安定しない

これは“やる気の問題”ではなく、
まだ整いきっていないサインです。

早い段階ほど、立て直しやすくなります。
「少し気になるな…」で相談していただいて大丈夫です。

中学生
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