英単語が大事なのは、単語テストのためだけではありません。
長文を読むために必要だからです。
「ちゃんと覚えて」と言う。子どもはノートに何回か書く。でも翌週には抜けている。書かせてもただの作業になってしまいます。
「覚えないのは気合いが足りないからだ」ということではありません。もっと書かせる、もっと長くやらせる、という方向に行っても、でも実際、英単語は、書く回数より先に声に出して読めるかどうかが大事です。
なぜ単語が大事か。理由ははっきりしています。長文を読むためです。長文が読めない子の中には、文法だけでなく、単語が足りない子がかなりいます。単語の意味が分からない。読めない。だから一文ずつ止まる。これでは本文が頭に入りません。英語が苦しくなる入口は、ここにあります。
何をやるべきか。基本は単語音読です。見て、読んで、意味を言う。これを先にやる。いきなり何回も書かせない。読めない単語や意味が出ない単語をそのまま書いても記憶に残りません。まず声に出して確認する。この順番に変えるだけで、家での単語の回し方はかなり変わります。
いつやるべきか。ご飯前後の時間です。夜の遅い時間にまとめて長くやらせると、疲れて崩れやすいし忘れやすいです。単語は短く区切って毎日触れた方が残ります。ご飯の前に5分、ご飯のあとに5分でもいい。大事なのは、一回で終わらせようとしないことです。生活の中で回る形にすることです。
どこまでやるべきか。小学生なら、英検4級にチャレンジできるくらいを一つの目安にしてください。中学生なら、最低限入試で必要になる単語は外せません。全部を完璧にする前に、まずはそこまで届かせる。この線を引かないと、簡単な単語ばかり繰り返したり、逆に難しすぎる単語に手を出したりして、時間だけ使いやすくなります。
fabstudyでの長文対策の前には、今どの単語帯が抜けているか、意味で抜けているのか、家で何語ずつ回すか・回せるかです。家庭でやるのは、単語音読を短く毎日入れることです。最初から大量に書かせることはないようにしています。気合いの問題にはしません。英単語は、やる気で押すより、長文につながる範囲を回る形で積んだ方が早いです。








