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中3生・高1生のご家庭へ。夏前に「目標」と「本当にやる量」を確認しませんか

2026 6/13
コラム・教育記事
2026年6月13日

 中3生は、高校受験に向けて、志望校を少しずつ具体的に考える時期です。
 高1生は、高校に入って最初の定期考査を終え、高校での成績や順位が少しずつ見えてくる時期です。
 どちらにも共通しているのは、
「なんとなく頑張る」では、夏はすぐに終わるということです。

目次

中3生は、「行けたらいいな」で秋まで引っ張らない

 中3生の場合、3月や5月に受けた模試が、今の立ち位置を突き合わせる材料になります。偏差値だけを見るのではなく、英語・数学・国語・理科・社会のどこで点を落としているのか。取れるはずの問題を落としていないか。苦手科目が足を引っ張っているのか。
 それとも、全体的に学習量が足りていないのか。
 そこを詰めないまま夏休みに入ると、「とりあえず頑張る」で流れていってしまいます。

「行けたらいいな」と思う高校があるなら、ここで一度「行けるようにする」のかどうかを決めていかなければなりません。「行けたらいいな」のまま、秋まで引っ張らないでください。
 もちろん、今すぐ志望校を完全に決めきる必要はありません。
 ただ、その高校を目指すなら、この夏に何をどれくらいやるのかまで決めなければなりません。
 どの科目を復習するのか。
 どの単元を固めるのか。
 どれくらいの学習量が必要なのか。
 そして、その量を本当にやるつもりがあるのか。

 必要な量だけを並べても、勉強は進みません。
 本人がどこまでやるつもりなのか。家庭でどこまで支えられるのか。塾でどこまで管理するのか。そこまで考えて、初めて夏の勉強は具体的になります。

高1生は、「まだ先」で流しているうちに記録が積み上がっていく

 高1生の場合は、5月の定期考査と、今月末の定期考査が大事な材料になります。点数だけではなく、学年順位、科目ごとの得点、提出物、小テスト、授業についていけているかどうか。そこを見ておかなければ後悔の元です。

 高校に入ったばかりなので、「大学入試はまだ先」と思ってしまう時期です。実際、今すぐ志望大学や受験方式を決めきる必要はありません。ただ、高校の成績は高1から評定として残っていきます。学校推薦型選抜や総合型選抜を考える場合、この評定はあとから急に作れるものではありません。大学入試では総合型選抜や学校推薦型選抜で入学する生徒が半数を超えています。

「まだ高1だから」と思っているうちに、最初の定期考査が終わり、次の定期考査が来ます。そのまま何となく過ごしていると、1年が過ぎ、2年が過ぎます。もちろん、高1の最初でつまずいたから終わり、という話ではありません。
ただ、つまずいた場所を見ないままにしておくと、英語や数学の苦手は積み重なり、評定にも少しずつ影響していきます。
 高1生も、「まだ先だから大丈夫」で流すのではなく、夏前に一度、今の成績と学習量を確認しておきたいところです。

夏前に「目標」と「本当にやる量」をすり合わせます

 中3生も高1生も、夏休みに入ってから「何をしようか」と考えると、時間はすぐに過ぎていきます。
 まずは、今ある結果を材料にすることです。中3生なら、3月・5月の模試。高1生なら、5月と今月末からの定期考査での学年順位、評定の見込み。
 そこから、今どこにいてどこを目指すのかを確認します。そして、この夏に「何をどれだけやるのか」を決めていきます。

 塾では、志望校や目標を聞いたうえで、必要な学習量を確認し、そのうえで、本人がどこまでやるつもりなのか、家庭でどこまで進められそうか、塾でどこを支えるべきかを見ています。
「行けたらいいな」で止めるのか。
「行けるようにする」ために動くのか。
 その判断を、夏休みに入ってからではなく、夏前の面談で一度整理しておきたいと思います。

2週間の無料体験。今のお子さんに合う進め方を一緒に確認しましょう。

どこから始めると進みやすいのか。何を使い、どのくらい進めると手が動くのか。
実際の授業を通して、お子さんに合う学習の形を確かめてください。

「今日はこれをやればいい」が見える。
「これならできそう」と思える。
まず2週間、その変化を確かめてください。

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この記事を書いた人

川上晃のアバター 川上晃 代表

 個別塾fabstudy代表。家庭教師・個別指導の現場で30年超。家庭教師派遣会社で上位認定を受け「スーパー」「プロ講師」、中学受験担当の家庭教師などを務めた。
 小学生から高校生まで、基礎・補習・テスト対策・高校入試・大学入試まで幅広く対応。これまでの生徒には高校の評定平均4.9到達という子もいるが、数学赤点から青山学院大学合格、3浪目で私立大学医学部合格など、厳しい状況から進路につながった例もある。
 指導で重視しているのは目の前の問題を解かせることだけではない。なぜ手が止まっているのか。どこに戻れば動き出すのか。どの量なら続けられるのか。学習が進まない原因を見極め、今取り組む内容・戻る場所・進める量を決めていく。
 基礎からやり直したい生徒にも、定期テストで得点を上げたい生徒にも、受験に合格したい生徒にも、今の状態から次に進むための道筋を具体的に作っていく。

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