夕食後、「今日は学校のワークやったの?」とだけ確認、子どもが英語の単語と数学の計算を少しずつ触って終わる。この場面が続いているなら、志望校の問題ではなく、演習の基準が存在していません。
志望校が未定だと、演習の難易度と配分が決まりません。英語は教科書準拠で止めるのか応用に入るのか、数学は標準問題で回すのか文章題に触れるのかが日替わりになります。結果として「広く浅く触るだけ」の状態になり、どの単元も得点源になりません。
「3月はまだ早い、成績を見てから決めればいい」は誤判断です。正しく見える理由は、4月のテストで位置を確認してから判断する方が安全に見えるからです。しかし実際には、4月のテストは「準備した内容の確認」であり、ここで初めて方向を決めても遅くなる可能性があります。
このまま進むと、春の模試で教科ごとの得点にばらつきが出て順位が定まりません。その結果、5月以降も科目ごとの修正が続き、夏前に「どのレベルを狙うか」が決まらないまま時間だけが消費されます。ここでの遅れは、秋に取り返せません。
やることは一つです。志望校を1校だけ仮で固定し、その学校に合わせた演習に切り替えることです。やらないことは「学校ワークを全教科まんべんなく進める」「様子を見る」です。仮固定した瞬間に、優先する教科と問題のレベルが決まります。
ぜひ一度ご相談ください。志望校を仮固定したうえで、春のテストで取るべき点数、教科ごとの優先順位、1週間の演習内容を具体的に決めていきます。家庭では「何をやるか」ではなく「どこまでやるか」だけが残ります。ここまで決まれば、志望校は後から調整できますが、勉強の遅れは調整できません。







