テストが返ってきて、英語68点、数学74点、理科81点。そんなに、悪いわけではありません。「今回は、まあ大丈夫そうだね」と言いたくなる点です。塾に行かせるか迷っているとき、この点数ならまだ様子見でいいかもしれない。そう考える親御さんは多いです。
ただ、気をつけたいのはここです。このくらいの点数は、安心できる点数というより、判断が遅れやすい点数です。点が低すぎればすぐ動けます。けれど70点台中盤から80点前後は、「今すぐではないかな」と止まりやすい。だから、そのまま次のテストまで進んでしまいます。
ここでよく見た方がいいのは、点数より家での進み方です。何をやるかを自分で決められるか。間違えた問題を、自分で前に戻ってやり直せるか。これらが安定していないなら、点が取れていても安心はできません。今は学校ワークや提出物で回っていても、先で苦しくなりやすいからです。
放っておくと、中2の3学期に数学が重くなり、4月の実力テストで点が落ちます。すると本人の中で「やっても取れない」が始まります。そのまま中3の春に入ると、部活もあり、学校の課題も増え、立て直しが後ろへずれます。夏には復習量がふくらみ、秋の三者面談で志望校の話が苦しくなります。
塾に相談して決まるのは、入るかどうかだけではありません。今のまま家で進めるのか、外で学習の流れを整えるのかが決まります。家庭でやることは、今回の点数だけで安心しないことです。やらない方がいいのは、「そこそこ悪くなかったから次も大丈夫」と考えることです。迷うなら、点数ではなく、家で一人で進められているか、挽回できそうかを見てください。そこが崩れているなら、様子見はもう長いです。








